画像出典:白猫プロジェクト 公式サイト
「白猫プロジェクト」の3周年記念イベント<ゼロ・クロニクル~はじまりの罪~>で初登場し、翌年の4周年記念イベント<ワールドエンド>で再登場した<闇の王子>。
シナリオのクオリティの高さや切なくも美しい闇の王子と光の王<アイリス>の関係に感動した方はもちろん、闇の王子の正義感の強さや内に情熱を秘めた性格に、寡黙すぎることでおなじみの主人公のイメージとのギャップに心打たれた方も多いと思います。
今回はそんな、<闇の王子>の魅力について考察してみました。
「白猫プロジェクト」主人公の前世の姿<闇の王子>
現段階で、現代の主人公とアイリスは<闇の王子>と<アイリス>が転生したのか、それとも本人たちが現代にタイムリープしたのかどうかははっきりしていませんが、ゼロ・クロニクル発表当時、闇の王子の中の人が「闇の王子は主人公とは別人だと思って演じた」というようなことを仰っていたことを踏まえて、ここでは仮に前世であるとします。
<闇の王子>は現段階でイベント・ガチャに2回登場しており、それぞれで見た目が違っています。
3周年バージョンと比べると、4周年バージョンの闇の王子は背中の羽根が歪になっていたりなど細かい部分にも違いはありますが、やはり一番の違いは「髪の長さ」ですよね。
何より重要なのは、闇の王子(3周年)は主人公の前世の姿ですが、4周年の方の闇の王子は主人公本人が闇の力を覚醒させて変身した姿だということです。
ちょっぴりややこしいですが、3周年の闇の王子と4周年の闇の王子は<別人>と言った方が正しいことになりますね。
どちらもダークヒーローなキャラデザインでカッコイイですが、なぜ髪が伸びたのかが気になります。
なぜ長髪になったのかについての説明はないので真相は不明ですが、主人公はもともと、メインストーリーで徐々に闇の力を覚醒させており、闇の力が増幅するごとに髪が黒くなっていきます。
しかも、闇の力が収まると再び赤髪に戻ったりもしていますね。そのため、髪には闇の力の強さが現れているのではないかと解釈しています。
四魔幻獣の力を取り込んでしまったことと、世界とアイリスを滅ぼそうとするロイドを前にしたことにより、闇の力が限界寸前まで溢れてしまったために、髪が黒くなっただけではなく伸びてしまったのではないでしょうか。
詳しくはわかりませんが、短髪の闇の王子も長髪の闇の王子もどちらもかっこよくて素敵なので私は好きです。
大人気!「白猫プロジェクト」の闇の王子の5つの魅力
猫の日にちなんで行われた<ネコミミスト>のモードチェンジが実装されるキャラ人気投票で、闇の王子(4周年バージョン)が男子部門で見事1位を獲得し、ネコミミがついたモードチェンジの実装が確定しています!
ストーリーやキャラ設定も重くシリアスなイメージに反して、ネコミミを付けたがられているほど大人気なのはなぜか、私が思う闇の王子の魅力を5つほどあげていきたいと思います。
1. 条件付きだが文句なしのぶっ壊れ性能が強い!
なんといっても、闇の王子は初登場時からとても強かったです。
それまでなかった新職業のバーサーカーで登場したというのも胸がアツくなる展開でした。
クラスチェンジ後のバーサーカーは一定時間不死身状態になることができますが、4周年バージョンの闇の王子は開幕時からアクセルバーストを打てるため、ギガスルプス・ブレイドを装備させることにより、うまくループに乗せる事さえできれば敵が倒れるまで攻撃し続ける不死身状態でいることができてしまいます。
HP1のまま攻撃し続けていると、ちょっぴり闇の王子が狂気じみている雰囲気も味わえます(笑)
ハンデがあるとはいえ、キャラ性能がいいのは間違いないのでPSに関わらず多くのユーザーが使えますし、クエストに連れて行く回数も必然的に増えるため、キャラクターへの愛着がわく人も増えやすいですよね。
キャラ性能が良いというのは、やはりなんだかんだいって、キャラクター自体の人気にもつながりやすいと感じています。
2. スキルがかっこいい!スキルボイスは一度聴いたら忘れられない名言
闇の王子といえばスキルボイスなどのセリフが非常に特徴的で、一度聴いたら忘れられない程のインパクトがあります。
まずは3周年バージョンですが、ぷにコンを長押しすることによりスキルが特殊演出に切り替わります。
これがまたかっこいいのです。初めて見た時はあまりのかっこよさにしびれました。
また、自身の周りにグラビティフィールドが現れるとその範囲に入った敵は低速化するというのも非常に便利ですね。
スキル使用時などのボイス一覧はこちらです。
- 終わりにするんだ!
- 道を開けてくれ!
- こうするしかない!
- それが本当に正しいのか!?
- どうして、争わなきゃいけないんだ!
どれも、闇の王子の心情が手に取るようにわかるセリフになっていますね。
傷つけたくないけれども、争いを止めるためには戦わなきゃいけないと苦悩する闇の王子らしいボイスです。
特に、「それが本当に正しいのか!?」は印象的ですね。
一方4周年の闇の王子はというと、周囲の敵を吸い寄せる禍々しいフィールドが現れて、その中央で苦しそうにもがきながら闇の力を放出させて敵にダメージを与えます。よく見るとなんだか少し痛々しいんですね…。
そして、スキル使用時などのボイスはというと…
- アイリスを守る、そのためなら!
- アイリスを守るためなら!
- 邪魔をするなあああ!!
- 制御できるのか…この力を…
- 呑まれる…
なんだか「アイリスを守りたい」という自我と、自我を失いそうな破壊衝動のようなものに苦しんでいるように感じますね。
個人的に一番印象に残っているのは「邪魔をするなあああ!!」です。
普段は誰にでも分け隔てなく優しい彼が、頭に血が上っている感じにちょっとキュンとしませんか?私だけですかね。
3. 前世・現世でのアイリスとの関係にグっとくる
先程の4周年バージョンのスキルボイスもそうですが、アイリスを守る為に闇の力を覚醒させたというところに胸がキュンとします。
<ゼロ・クロニクル>では、二人とも一緒にいたいと願っている両想いのように感じました。
チュートリアルでもあった闇の王子がアイリスのもとへ駆けつけ、アイリスが「ごめんなさい」と謝っていたシーンにつながっていたのには鳥肌が立ちましたよ。
現代では、ちょくちょくアイリスが主人公のことを好きなことをほのめかす場面がありますよね。
主人公は自分に寄せられる好意には少々鈍感なようですが、彼もアイリスのことを大切に思っているのは間違いないです。
4. バッドエンドの未来での最後が泣ける
<ワールドエンド>では、アイリスの為に力を覚醒させた闇の王子はロイドの巧みな罠に嵌まり、闇に呑まれたことにより自我を失い、暴走してしまいます。
世界をほぼ壊滅させたうえ、守りたかったはずのアイリスにも攻撃を仕掛けて、壮絶な闘いの末にアイリスがなんとか勝利して闇の王子を鎮めたようなのですが、その最期の瞬間は攻撃が止まっていたようです。
この時のアイリスの「また彼を死なせてしまった」というセリフで、<ゼロクロニクル>での出来事のことを「自分が闇の王子を死なせた」という罪意識を持っているのだということが推測できます。
また、闇の王子も完全に自我を失ってしまっていたわけではなかったということになりますよね。
真っ黒の闇に染まった奥底で、必死で抑えようとしていたのでしょうか。
最後の最後で攻撃を止めたというのにも、あまりに切なくて泣けてきちゃいますね。
5. <正義>の心と<闇>の王子という矛盾点が魅力
闇の王子は正義の心を持っていますが、そもそも私たちの感覚では<正義>と<闇>には正反対の印象を受けますよね。
一見するとRPGやSF映画などで敵キャラクターに出てきそうなほど、悪い印象を受ける名前や設定です。
容姿もダークな風貌ですが、それに対して中身は「世界の形は本当にこれでいいのか」「どうして争いは終わらないのか」と苦悩する、非常に正義感の溢れる感覚の持ち主です。
この矛盾点がやっぱり一番の魅力ではないかなと、私は思っています。
【まとめ】「白猫プロジェクト」闇の王子のネコミミストver.の実装が待ち遠しい!
「ベストオブネコミミスト2019」は、「闇の王子(ワールドエンド版)」と「アイシャ(私立茶熊学園2018版)」に決定だにゃฅ(●´ω`●)ฅ
(ほかのキャラの順位もゲーム内で発表中!)
ふたりのネコミミをつけた姿は、これから制作が始まります。
実装までお待ちください!#白猫 pic.twitter.com/a3UGC0JuE9— 【公式】白猫プロジェクト (@wcat_project) 2019年3月18日
改めて闇の王子の魅力について考察してみましたが、やっぱりとても素敵なキャラクターだと感じました。
みなさんにももっと闇の王子を好きになってもらえたら私も嬉しいです。
今後ガチャやイベントに再登場する可能性もゼロではないと信じていますが、とにかく今は<ネコミミスト>のモードチェンジ実装を待機しています!
いつ頃になるのか気になりますが、やはり黒い猫耳ですかね。
いつものかっこいい闇の王子と違い、とっても可愛い闇の王子が見られそうで楽しみですね!