画像出典:凪のあすから公式サイト
「凪のあすから」は感動できるアニメランキング上位に入ること間違いない、人間の微妙な心理を美しく描いたアニメ作品です。
制作したのは、「花咲くいろは」「true tears」「Charlotte(シャーロット)」など、数多くの超人気アニメを輩出してきたP.A.WORKS。
P.A.WORKSはアニメ好きではない一般の方でも感動できる作品を制作している、ジブリ作品や新海誠作品のようなアニメ作りが得意な制作会社ですね。
ここでは、「CLANNAD」や「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」等の超人気感動アニメ作品に匹敵する感動作、「凪のあすから」の魅力を紹介します。
凪のあすから きょうのいちまい。
以前ご紹介した物ではありますが、何だか素敵なタグが上がっているので。各登場人物の想いをタイトル画面で全て表す完成度が高いタイトル画面。凪あすで一番印象的な絵の一つだと思います。#nagiasu#好きなタイトル画面 pic.twitter.com/CKkDlc01AV— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2017年6月21日
「凪のあすから」は海と陸が織りなす時を超えた人間ドラマ!
凪のあすから きょうのいちまい。
EarthColors展、展示データより。サントラCD用ジャケットイラストのご紹介。第3話でまなかが紡に抱いた自身もよく分からない気持ちをちさきに話すシーンの教室。1クール目を代表する絵の一つです。^ ^#nagiasu pic.twitter.com/3ielFKzqDK— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2017年11月30日
「凪のあすから」は海と陸という異なる世界で人々が交流し、登場人物たちが精神的に成長していく姿を描いた物語です。
海で暮らす人々はエナという特別な透明の膜で身体が覆われていて、海中でも呼吸でき、海の中に村をつくって暮らしています。
海の世界の人々の暮らしは地上の人々の生活と何ら変わりなく、海の中なのにテレビをつけたり、料理をつくったり等、少し不思議な感じがありますね。
しかし、海の世界の人々はエナがあるだけで、それ以外は地上の人達と見た目も精神性も変わらない、ごく普通の人間です。
海の世界とかちょっとファンタジックだな・・・・・・と思った方もいるかもしれませんが、物語は海の中より地上の話が多く、実際はそこまでファンタジー色は強くありません。
むしろ、ジブリ作品の「崖の上のポニョ」の方が、よほどファンタジックでしょう。
海の人・陸の人とわず、登場人物たちの微妙な心理を細部まで表現している作品なので、(特に後半は)おじいちゃん・おばあちゃんでも楽しめるようなアニメ作品になっていると思います。
美麗なグラフィックと綺麗な音楽が魅力の「凪のあすから」
凪のあすから 今日の一枚
2012年に発表されたPV1波路中学校体育館背景。まなかが舞台に立って光がそれを見てたカットです。ご紹介するにあたってまなかに居てもらいました。^ ^
今年は放映5周年。凪あすにとっては特別の節目の年ですね。#nagiasu#凪あす5周年 pic.twitter.com/RLdXEkVO42— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2018年5月31日
「凪のあすから」は、海の世界がとても美しく描かれており、ジブリ作品「崖の上のポニョ」に少し似た世界観があります。
舞台の一つである海の町、「汐鹿生(しおししお)」は海の中の村なので普通に魚が泳いでいますが、そこで暮らしている人達の生活の姿が幻想的です。
P.A.WORKSのアニメ作品は、キャラクターが萌え萌えしていなかったり、背景がとても綺麗だったりしますが、「凪のあすから」はP.A.WORKSのアニメ作品の中でも、最も美しい作画かもしれません。
波しぶきの一つ一つも丁寧に描かれており、アニメならではの美しい描写がされている点が良いですね。
音楽もとても良く、海の世界と陸の人々が交流していくことによって変化していく、登場人物たちの様々な心理の変化が表現されています。
そしてもう一枚。こちらもスタッフによる力作。同じく21話雪景色マジックアワーの海岸道路。紡とちさきが歩きながら、うろこ様がエッチな本云々のシーン。会話はともかく、雪って情緒があって好きです。^^
凪のあすからには無くてはならない風景。
今日の天気は雪。皆様お気をつけて。#nagiasu pic.twitter.com/K0FFM8vFae— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2018年1月22日
「凪のあすから」は主役7人全員が前に出てくる珍しい作品
凪のあすから きょうのいちまい。
トレンドに乗ってBDDVD5巻BOXジャケットのご紹介。
一面白銀の世界にたたずむ面々。それぞれの想いを胸に・・・#nagiasu#ホワイトデーなので白い画像を貼る pic.twitter.com/loKiBVCRqP— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2018年3月14日
他の多くのアニメ作品は、主人公クラスの人物は2~3人くらいですが、「凪のあすから」に限っては7人のメインキャラクター全員が主人公クラスの密度で、最初から最後まで描かれます。
そのため、誰が主人公なのかよくわからないくらい濃密な人間関係で進み、かつ一人一人の心理描写が繊細に描かれているため、視聴している側はかなり引き込まれますね。
のめり込める部分が多く、特に後半は一気に見てしまう超展開になります。
「凪のあすから」ストーリー解説
まるでそのシーンの為の曲だったかのようにびたーっとリンクして震えたそう。ダビング後に辻Pが帰って来るなり興奮しながら「挿入曲がびっくりするほどシーンにハマった」と曲が流れ出すタイミングを教えてくれたのを思い出します。#nagiasu pic.twitter.com/0zVyPr5uu8
— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2016年6月23日
海の世界には昔、海神様という神様がいて、エナを捨てて地上に上がった人間たちを哀しく思い、人々に数々の苦難を与えました。
それを恐れた人間たちは、おじょし様という若い女性を生贄に海に捧げ、海神様を鎮めたという伝説があります。
第一部の主人公、先島光(さきしまひかり)と他の海の人々は、その時おじょし様と海神様の間に生まれた子孫らしいです。
光と向井戸まなか、比良平ちさき、伊佐木要(かなめ)の四人は、汐鹿生の幼馴染。
通っていた波中が廃校になってしまったため、仕方なく地上にある浜中に通うことになります。
しかし浜中に初登校の日、まなかは地上の少年、木原紡(つむぐ)と運命的な出会いをし、惹かれていくのです。
そして、その日から光たち五人の関係は微妙に、少しずつ変化していくのでした。
個人的な感想ですが、直接的な事を描かなくても、むしろ描かないからこそロマンチックでHなシーンになっているんじゃないかと思うんですよねー。
それにしてもこのシーンの二人は美男美女。
今日はこんなところで。^ ^#nagiasu pic.twitter.com/XPAhQ9LWiF— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2016年6月16日
「凪のあすから」メインキャラクター紹介
凪のあすから きょうのいちまい。
4年前のこの時期、このキービジュアルを作業しておりました。背景は空に輝く巴日。総作監石井さんによるキャラクター達が素晴らしいですね。
後半、雪が降る世界になるのはスタッフ以外は誰も知らない時でもあり、披露するのがとても楽しみでした。^ ^#nagiasu pic.twitter.com/vZB7aA4Z24— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2017年12月13日
「凪のあすから」の魅力は、やはり7人の主人公にあります。
この7人は全員がそれぞれ強い想いを持ち、それが上手く作中でコントラストしている点が凄いですね。
ここまで沢山の登場人物がそれぞれに強い想いを持っていて、かつ絶妙に人間ドラマを形成しているアニメ作品は、他の名作アニメと比べてみても珍しいでしょう。
ここでは、そんな強い想いを持った素敵なメインキャラクター7人を紹介していきます。
凪のあすから 今日のいちまい。
2周年記念タペストリー、総作監の石井さん描き下ろしイラストのご紹介です。と、言っても言葉は要りませんね。それぞれのキャラクターの魅力が全て表情豊かに描かれてます。#nagiasu pic.twitter.com/1yhvhMWsxX— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2016年8月30日
第一部の主人公「先島光」猪突猛進な少年
凪のあすから今日の一枚
4年前の10月3日第一話、まなかと紡の出逢いを光が目撃する朝。突き抜ける青い空の下で、全てはこの出逢いから物語が始まりました。今日は凪あす放映4周年です。^ ^
(earthcolors展 展示dataより)#nagiasu #凪あす4周年 pic.twitter.com/0keDjZuP0C— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2017年10月3日
「凪のあすから」は1話~13話までの第一部、14話~26話までの第二部がありますが、前半の第一部の主人公は先島光という少年です。
光は勢いで行動するまっすぐな少年で、愚直ですがその純粋さは登場人物の多くが評価していますね。
まなかのことが好きですが、浜中に初登校した日にまなかと運命的な出会いをした紡に、対抗心を燃やします。
とても感情的なキャラクターですが、共感できる部分は多いですね。
全編通したヒロイン?「向井戸まなか」綺麗な心を持った少女
凪のあすから 今日のいちまい。
今日はEarthColors展用DATAより印象的な一枚。これから起こる事を表している絵でもあります。普段はキャラクターに絡むことが少ない私ですが、ハーモニー処理としてまなかに優しく雪を積もらせ、光を当てたのはいい思い出。^ ^#nagiasu pic.twitter.com/Qey3ESK8kd— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2017年9月29日
まなかはおっちょこちょいな女の子で、いつも光の後ろについて歩いている可愛い子です。
とても綺麗な心を持っていて、他人に優しく一生懸命なところが魅力的ですね。
意外と真面目なキャラクターが多い中、まなかは一番ユーモアのセンスがある、お笑い担当という感じです。
光のことを大切な存在だと思っていますが、紡と運命的な出会いをし、紡に惹かれるようになっていきます。
凪のあすから 今日の一枚。
OP2c040 まなかが起きた!って一枚ですね。美海が飛ばした赤い傘を受けとるのは・・のアンサーカットでもあります。深い青の空に真っ赤な傘。印象深いカットとなりました。^ ^#nagiasu pic.twitter.com/g68riA9wlV— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2016年6月7日
真のヒロイン?「比良平ちさき」揺れる想いを持つ優しい女性
凪のあすから 今日のいちまい。
5年後、成長した姿で現れた時も彼女は真っすぐな気持ちを持った美しい女の子になってました。そして最終話でもどんどん美しく成長して行きました。5年経った今は当時のちさきと同じ19歳になっているはず。
どんな姿になっているか想像するのも楽しいですね。#nagiasu pic.twitter.com/wmvliBdWxH— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2018年5月5日
ちさきは7人の中でお姉さんキャラというか、大人びているところがある少女です。
第一部ではまだ精神的に不安定で、言っていることがコロコロ変わったり、自分でも自分の気持ちをよくわからなかったりする点がありました。
しかし第二部では成長し、自分の気持ちを理解した上で行動をコントロールするという精神力を持ちました。
まなかが純粋な優しさだとすれば、ちさきは理性で自分を戒めた大人な優しさがありますね。
そのため、第一部ではまなかの純粋さと自分の気持ちを比較し、苦しんでしまうことが多かったです。
まなかよりも中盤以降はヒロインぽく、ちさきの視点で物語が描かれることが多くなります。
悲劇のヒロイン(ヒーロー)?「伊佐木要」ヒーローにはなりえない美少年
凪のあすから きょうのいちまい。
以前ご紹介した絵でもありますが・・・。
雪の影が青く見えるのは真っ白の雪に空の青が反射するからなんですが、凪あすのOP2では誇張気味にそれをやりました。混じりっ気の無い無垢な心に映える青は彼らの心を表しているのかなーと。^ ^#nagiasu pic.twitter.com/aYc2bFBK6p— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2018年1月25日
かなめは自分の感情を殆ど出すことがないキャラクターで、残酷なまでにクールな発言をし、登場人物たちの気持ちを逆なでることがあります。
しかし、それは自分の傷ついている心を隠すための精一杯の防衛手段で、本当は優しさをわかっているキャラクターです。
真の主人公?「木原紡」主張しないまとめ役
凪のあすから 今日のいちまい。
OP2c008より紡が目を伏せるカット。c006~009まで光、ちさき、紡、要の順にそれぞれの想い人から目を伏せる絵になってます。それぞれ非常に美しい表情ですよねー。#nagiasu pic.twitter.com/kdzR51TuMs— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2016年6月29日
つむぐは地上の人間で、ずっと海の中の世界に憧れていた少年です。
ある日、まなかと運命的な出会いをし、その日から光・ちさき・かなめの五人と時間を過ごすようになりました。
かなめの場合は考え方がクールなだけでキャラは明るいですが、つむぐは存在自体がクールで全体的に主張しないキャラ・・・という感じですね。
全編通して光よりも主人公っぽく、つむぐが真の主人公なのではないかと思ってしまう程です。
第二部の主人公「潮留美海」主人公らしくない傍観者
凪のあすから 今日の一枚。
OP2「ebb and flow」ジャケット用版権イラスト。
前半とは全く違う雰囲気に驚いた方も多かったのではないでしょうか。
成長した美海と海で眠るまなか。印象に残るOPでした。^ ^#nagiasu pic.twitter.com/ERLXbED3UN— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2016年7月27日
みうなは第一部では小学生でしたが、第二部では14歳になり、素敵な美少女になりました。
第二部の主人公はみうなで、物語はみうなの視点で描かれますが、いかんせん他の6人の主張が強いため、あまり主人公という感じはしないです。
しかし、その傍観者たるみうなの姿勢が「凪のあすから」の世界観を美しく語っており、やはり彼女が本作の主人公なのだなとわかります。
まなかにとって紡は太陽だったけれども、美海にとって光はまさに太陽のように眩しい存在だったのかもしれませんね。
今回、あらためてセルを構成してみて言葉にする必要無くキャラクターが想いを語っているなあと感じました。#nagiasu pic.twitter.com/9Y3DlBiPPX— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2016年4月8日
レディを突き飛ばしてそのままかよ!「久沼さゆ」美海より主人公らしい美少女
凪のあすから きょうのいちまい。
こちらはOP2c019のさゆ。シリーズ構成の岡田さん曰く「いつも一番最後尾を走ってる」本当に真っすぐな女の子でした。ああ眩しい。#nagiasu pic.twitter.com/7lHB398exe— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2018年3月9日
さゆは第一部では小学生でしたが、第二部ではみうなと同じ14歳になっています。
小学生時代から可愛かったさゆですが、14歳になったさゆは大人びたレディになっていて最高ですね。
しかし、14歳になっても気が強く、主張が激しいところは変わりません。
さゆは本作で人気キャラのようで、むしろみうなよりも主人公ぽい雰囲気もあります。
名言に「レディを突き飛ばしてそのままかよ!」がありますが、動画があるので見てみてください。
「凪のあすから」主役7人以外の重要人物
「凪のあすから」はメインの7人以外のキャラも重要人物が多く、作品におけるキャラ密度が凄いです。
7人だけでは作品の密度を伝えきれないので、ここでは重要なサブキャラクターを紹介しますね。
「潮留あかり」光の姉さんであり美海の母親
それにしても、あかりさん。1クール目は恋する乙女全開でしたが、2クール目に見事にお母さんに変貌してて個人的に凄く感心しました。なんか、リアルというかw 今日はこんなところで。ではでは#nagiasu pic.twitter.com/GgtFakCv15
— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2016年3月17日
あかりは第一部の主人公である光の実の姉で、中盤以降、みうなの母親にもなる美人です。
もともと海の人間なので、地上の男性と恋に落ちることを禁じられていましたが、様々なドラマを通してみうなの母親になることを決意し、みうなの父・至(いたる)と結婚します。
「うろこ様」海神様の鱗の一カケラ
【謹賀新年】あけましておめでとうございます。皆様にとって素晴らしい1年になりますように☆ #nagiasu pic.twitter.com/0emAAPInSv
— 凪のあすから (@naginoasukara) 2016年12月31日
うろこ様は、その昔海に溶けたと伝承される、海神様の鱗の一カケラから生まれた存在らしいです。
若い男性の姿をしているけれど、年齢不詳で口調はおじいさん。銀髪のイケメンなので女性視聴者からの人気も高いです。
凪のあすから 今日の一枚。
監督のブログの内容を読んで選んでみました。
初回限定版第9巻のガイドブック全9冊収納ボックスイラスト。
海神さまが超美麗。
この二人の想いがこの物語の全てだったとも言えますね。#nagiasu pic.twitter.com/WLGP3efVWv— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2016年4月6日
微妙な人間心理を描いたリアルな恋模様の「凪のあすから」
凪のあすから 今日のいちまい。
今日はblu-rayBOX用イラストのご紹介です。さゆはえなが無いので息を止めている表情になっているのだとか。このパッケージ、いつもより色が鮮やかに再現される印刷方法でプリントされた、こだわりの青なんですよー。#nagiasu pic.twitter.com/Nr7wPOc4Oy— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2016年12月20日
「凪のあすから」の最大の魅力は、主要キャラクター7人の微妙な心の変化を美しく描いている点にあります。
P.A.WORKSの作品はドロドロした三角関係を描いたものもありますが、「凪のあすから」に関しては全体的に美しく描かれているところが良いですね。
5年後の第二部からが「凪のあすから」の本当の始まり
息をするように貼る。
凪のあすからOP2より。#nagiasu#凪あす5周年#これを見た人は青い画像を貼れ pic.twitter.com/0Yt3XRklWn— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2018年5月17日
「凪のあすから」は1話~13話までの第一部と、14話~26話までの第二部に分かれていて、一部と二部では物語の雰囲気がガラリと変わります。
具体的には、二部は一部から五年後の話で、色々なことが変わっていて、登場人物たちの心境や生活環境が変化しました。
一部ではまだ小学生だったみうなとさゆも、二部では14歳になっており、時の移り変わりを感じますね。
第一部も、海の世界の美しさや、揺れる登場人物たちの微妙な心理が細やかに描かれていますが、それは全て第二部のための伏線であり、二部で全ての謎が明らかになります。
また、第二部のオープニング曲が素晴らしく、「凪のあすから」の世界観を絶妙に表現していますね。
このオープニング曲の動画を見れば、「凪のあすから」のグラフィックの美しさ、繊細な人間ドラマを感じることができますので、ぜひ視聴してみてください(視聴してもネタバレになるようなことはなく、むしろ世界観に引き込まれるはずです)。
【まとめ】「凪のあすから」はアニメが苦手でも感動できる作品
4周年を機にまた見返してみてはいかがでしょうか?。
まだ見ていない方も是非。#nagiasu pic.twitter.com/Z6TA8kS9HN— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2017年9月9日
「凪のあすから」はいわゆる萌えアニメとは違うカテゴリーで、どちらかと言えばジブリ作品や新海誠作品のように、一般の方でも楽しめる作品です。
そして、「崖の上のポニョ」や「君の名は。」にも負けていない、泣ける感動アニメとして自信をもって勧められますね。
全26話で、第一部はペースを上げて視聴できないかもしれませんが、14話からの第二部は、一気に引き込まれてノンストップでラストまで観てしまうでしょう。
私も第一部は数日かけて観ましたが、第二部は一日で観てしまったほど作品に引き込まれましたね。
P.A.WORKSの作品はもっと評価されるべき、良質なアニメ作品が多いですが、その中でも「凪のあすから」はもっと多くの人に観てほしいアニメです。
最後に、第一部のPVと第二部のPVを紹介しますね。
PVだけ見ても、一部と二部の雰囲気がまるで違うのがわかるはずです。
これを見て、一人でも多くの方が「凪のあすから」を視聴することを願います。
「凪のあすから」第一部PV↓
「凪のあすから」第二部PV↓
凪のあすから 今日のいちまい
夏、ですねえ。夏の夕方の海岸の雰囲気好きなんです。残念ながらそこで美少女と出逢う10代ではありませんでしたけど。
ED2c002のご紹介。以前もご紹介させて頂いたんですけど今回はEarthColors展用に再構成した画像を。^ ^#nagiasu pic.twitter.com/YgdJeX77qY— 東地和生 KazukiHigashiji (@Higashiji) 2017年8月5日